2019年11月6日水曜日

認知症になっても…

先日、拠点研修「認知症介護のプロに学ぶ職業倫理」を実施しました。
認知症に関わるプロの考え方に、私たちが学ぶべきヒントがあるのではないかと開催しました。
(DVDを視聴する研修、延べ6回中現在5回終了)



その中で、認知症になって分からないことや出来ないことがだんだん増えてしまうが、「こころは生きている」という信念で仕事に取り組まれている方の話がありました。



数日前にそのことを実感する出来事がありました…



あるお客様の元に息子様が面会に来られ、しばらくお部屋でお話しされお帰りになられる時でした。
玄関まで見送り、その後お部屋の窓から見送られる際に、「気を付けなさいよ。寒いから暖かくしてね。ハンカチ持った?」など、正に「母親の言葉」が聞かれました。



 
 
 
ご本人はもちろんお元気でお過ごしですが、「心は生きている」を実感する瞬間でした。
末永く支えさせていただきたいと思います。